2019年4月、1週間カウアイ島に滞在した。難航したのは宿探し。まず、ホテルがリゾートエリアに集中していて部屋代も高い。Airbnbはファミリー向けの大きな部屋ばかり。ひとり旅にちょうどいい宿がなかなか見つからなかった。
高級リゾートのノースショア、大型リゾートのサウスショア
ちなみに、カウアイの宿泊エリアのざっくりした傾向はこんな感じ。
\ 山側の部屋でも1泊900ドル以上! /
1 ホテル ハナレイ ベイ – HISでプリンスビルのホテルをチェック
\ スタンダードな部屋で1泊400ドル前後~ /
シェラトン カウアイ ココナッツビーチ リゾート – HISでカパアのホテルをチェック
\ 山側の部屋で1泊平均564ドル /
グランド ハイアット カウアイ リゾート&スパ – HISでポイプのホテルをチェック
困った。ホテルエリアは飲食店なども集まっているので滞在に便利だけど、いかんせんおサイフにそんな余裕はない。どうするか。で、ネット検索で見つけたのが「カラヘオ・イン」だった。名前のとおり、コロアから西へ8kmほど離れたカラヘオの町にある。

キッチン付き、トイレとシャワーはセパレート
1~2階建ての宿泊棟が3棟ぐらいあって、それぞれ目の前に駐車スペースがあるスタイル。ホテルというよりモーテルといった方が機能的には近いだろうか。

私が泊まったのは、クイーンサイズのベッドと、小さなキッチンと、大きな冷蔵庫の付いたStudio(ワンルーム)タイプ。

年季は入っているものの、一面フローリングで清潔感はある。なお、キッチン奥の裏口の向こうには、猫の額ぐらいのラナイ(テラス)があった。

気になるバス・トイレは、こんな感じ。

バスタブなし、シャワーのみ。トイレと壁で仕切られているのはうれしいポイント。
シャワースペースは汚れて見えるけど、水垢の類ではなかった。経年劣化的なものだと思う。排水口がこれでもかというぐらい窪んでいて、一切の水残りを許さない造りになっていた(ナイス)。
ポイプへは車で15分、ワイメア・キャニオンへは35分
カラヘオはパイナップル産業とともに育った小さな町。ホテルはこの「カラヘオ・イン」だけ。ショップやレストランもほとんどない。
ただし、立地は悪くない。カウアイ島で一番人気があるとも言われるポイプ・ビーチへは15分の距離。最高の絶景スポット、ワイメア・キャニオン州立公園へは35分で行ける。
ノースエリアに行こうと思うとそれなりの時間はかかるが、ノースへ行く頻度はそれほど高くない&ドライブ自体が気持ちいい、という個人的な条件からすればそこまで気になる距離感ではなかった。
徒歩2分で到着、最高のパイ屋さん
なお、ホテルに朝食が付いていない&近くにレストランがほぼないので、食事はどこかで調達する必要がある。とはいえ、その辺りもそれほど困ることはなかった。
まず、ホテルから徒歩2分のところに「Kauai Kookie Bakery & Kitchen」というクッキー屋さんがある。オリジナルクッキーの他、デリやスナック、ちょっとしたお土産品なども扱っていたりする。

さらにローカルご飯のイートインスペースがあって、しかも朝6:30から開いている(朝ごはんメニューもある)ので、ここで朝食やブランチを取るのは大アリだと思う(ただし、おしゃれな朝ごはんという感じではない)。
私も何度かここで食事をしたが、おおむね10ドル以上と決して安くはないので、通うところまではいかず。もっぱらコロアの「Big Save Market」(カウアイ島の地元密着系スーパーマーケットチェーン)でデリやパンを調達していた。
Kauai Kookie Bakery & Kitchenマップ
Welcome to Kauai Kookie | Kauai Kookie
毎日6:30~20:30(祝日は時間変更あり、クリスマスは休み)
一方、こちらはちょっと通った。Kauai Kookieの筋向かいにある「The Right Slice」、地元で大人気のパイ屋さんだ。

ダリアだか多肉植物だかよくわからない鮮やかな壁画とミントグリーンの組み合わせが、めちゃくちゃかわいい。
とりわけ甘い系のパイが人気だそうで、たしかにリリコイ(おそらく島内産)を使ったパイやチーズケーキは絶品だった(甘いものに目がない個人調べ)。

たしか1スライス7ドル台だったと思う(2019年当時)。公式サイトによれば、ポイプで毎週水曜日に開催されるファーマーズマーケット「Kukuiʻula Culinary Market」で出張販売もしているようだ。
いやはや、思い出したらめちゃくちゃ食べたくなってきた。また行きたいなあ。
The Right Sliceマップ
Hawaiian Pies from The Right Slice in Kaua’i, Hawaii
月~金11:00~18:00/土・日10:00~17:00
その他にも、The Right Sliceから50号線をさらに徒歩4分ぐらい東へ行くと、「Kalaheo Cafe & Coffee Company」というおしゃれな朝食&ランチレストランがあったりもする。
かなりの人気店らしく、いつ行っても満員で残念ながら食事はできなかった。次は絶対にリベンジしたい。
宿泊代のこと
さて、そんなこんなで個人的になかなか気に入った「カラヘオ・イン」だけど、そもそも決め手は宿泊代の手頃さだった。公式サイトに一覧表が掲載されている。ハイシーズン価格などは設定されておらず、ある意味明朗会計である。
| 部屋 | 場所 | 広さ | ベッド | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| #1 | 1F | 1B/R | クイーン1 | $127 |
| #2 | 1F | 1B/R | クイーン1 | $127 |
| #3 | 1F | 1B/R | クイーン1 | $127 |
| #4 | 2F | 1B/R | クイーン1 | $139 |
| #5 | 1F | 1B/R | クイーン1 | $139 |
| #6 | メゾネット | 1B/R | 上階にツイン2 | $139 |
| #7 | メゾネット | 1B/R | 上階にクイーン1 | $139 |
| #8 | 1F | 1B/R | クイーン1 | $139 |
| #9 | 2F | 1B/R | クイーン1 | $139 |
| #10 | 1F | 2B/R | クイーン1, ツイン2 | $168 |
| #11 | 1F | Studio | クイーン1 | $112 |
| #12 | 1F | Studio | ツイン2 | $112 |
| #13 | 1F | Studio | クイーン1 | $112 |
| #14 | 1F | 2B/R | クイーン1, ツイン2 | $168 |
| #15 | 一軒家 | 3B/R, 2バス | キング2, ツイン2 | $241 |
私が利用したのは#11の部屋。2019年時点では1泊$82、もろもろ税金や手数料をプラスして7泊$680.13だった。
当時の為替は1ドル112円ぐらいなので、換算すると7泊76,200円ぐらいだった。
先述のとおり1泊400ドル以上がカウアイのホテル代の相場イメージだから、それを考えると当時はかなり破格だったと思う。2026年現在の最新設定でも、$112~なら悪くない価格帯じゃないだろうか。
なお、表に記載の宿泊費以外に、以下のような追加料金がかかる。
- 税金: 宿泊料に税金(ハワイ州税17.96%+4.712%)がプラスされる
- 清掃料: $65〜165(部屋タイプと人数による)
- 追加人数: 1人につき38ドル
予約方法のこと
ただこのホテル、主要な予約サイトに登録されていない&オンラインの予約フォームなどもない。なので、メールもしくは電話で予約をする必要がある。
当時はつたない英語でなんとかメールのやりとりをしたけど、今はAIに聞けばさくっと文面作成してくれるだろうから、その点では案外たいしたハードルにはならないのじゃないかと思う。

ちなみに、つたない私の英語にも丁寧に返信をくれた。フロントのスタッフさんもにこやかでいい人だった。この感じの良さもまた、おすすめポイントの一つだ。
その他、公式サイトに掲載されている注意点などをまとめておこう(2026年時点)。
- 事務所の受付時間(電話など): ハワイ時間の9時〜15時
- 到着の14日より前の予約: 予約時に100ドルの預かり金が必要(クレジットカード番号を登録する必要あり)。残額は到着14日前にクレジットカードへ請求される。
- 到着まで14日以内の予約: 予約確定時に全額払い
- 支払いはすべて返金不可
- 最低宿泊日数: 3泊
- タバコ: 全室禁煙
- ペット: 不可
- 清掃: 毎日の清掃なし。頼めば少額の追加料金で対応可
- リネン交換: 頼めば無料で対応可
- ランドリー: 宿泊者専用のコインランドリーあり
- Wi-Fi: 完備
ちょっと気になる注意点
最後に、個人的に気になった点を。
- 部屋の壁が薄いので、隣室の会話などがうっすら聞こえる
- 宿の近くに市民会館(?)みたいな建物があって、週末に爆音で音楽かけてバスケをやっていた
- 清潔感はあったが、Gの死骸を見た(たぶん隣室の清掃時に駆除されたのだろう)
- 予約金をクレジットカードで支払ったが、メール経由で番号を登録するのはちょっと心配だった(その後、不正利用などはもちろんされていないが)
まあやっぱり価格に見合ったそれなりの妥協点は必要になってくるのかなと。
市民会館(?)で爆音バスケを今もやっているのか分からないけど、正直言ってまあまあうるさかった。夜遅くまではやっていなかった&週末だけだったので、一応睡眠などには影響なかったが。
あと、Gの死骸を1個体だけ見た。生きたやつは一回も見なかった(そこがギリ救い)。まあ、芝生に面した1階の部屋だったから、虫系はある程度仕方ないのかもしれない。
この辺りのことをどこまで許容できるかというのが決め手のポイントになりそうだなと思う。
別のエリアにも泊まってみたい(カパア辺りが便利そう)ので、次に機会があればまたイチから検索することになるだろうけど、個人的には「カラヘオ・イン」、リピート大アリだと思っている。
\ ホノルルから45分でカウアイ島へ! /
Kalaheo Inn(カラヘオ・イン)マップ
Kalaheo Inn–Kauai’s Best Value Accommodations

記事内の情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。


