ハワイ島で出会った人が言っていた。「いろんな島を転々としたけど、私にはハワイ島の空気が一番合ってる」。
オアフ島の周辺にはいくつかの離島がある。私もハワイ島、マウイ島、カウアイ島に行ったことがあるけれど、たしかに島ごとに独特の空気があると思う。そのせいか、なぜだかやりたいことが島によって変わるのだ。
今回は、離島3島の特徴と見どころを紹介しながら、それぞれの空気の違いを探ってみたい。
まずはざっくり、3島の基本データ
ハワイ諸島は、太平洋の中央部に位置し、火山活動によって形成された美しい島々からなる島列です。地球深部の「ホットスポット」から噴出すマグマとプレートの移動によって生まれた島々で、北西の島ほど古く侵食が進み、南東の島ほど新しく活発な火山活動が続いています。
主な6つの島の特徴
- オアフ島: 州都ホノルルやワイキキビーチを擁するハワイの政治・経済・観光の中心。都市の利便性と豊かな自然が融合した人気の島です。
- ハワイ島(ビッグアイランド): 諸島の中で最も新しく巨大な島。現在も活発な噴火を続けるキラウエア火山やマウナケア山など、ダイナミックな地球の息吹を感じられます。
- マウイ島: 高級リゾート地と雄大な自然が広がる島。美しいビーチはもちろん、ハレアカラ国立公園の壮大な火口や朝日・夕日の絶景で知られます。
- カウアイ島: 諸島の中で最も古く、「ガーデンアイランド(庭園の島)」と呼ばれる緑豊かな島。太平洋のグランドキャニオンと称されるワイメア渓谷など、雄大な自然美が広がります。
- モロカイ島: 手かずの自然とフラ発祥の伝統文化が深く残る、落ち着いた時間が流れる島です。
- ラナイ島: 信号機がひとつもない静寂な島で、ラグジュアリーなリゾートとプライベート感を味わえます。
豊かなポリネシア文化をベースに、独自の歴史、年中温暖で過ごしやすい気候、そしてアロハスピリットと呼ばれる温かなホスピタリティが世界中の旅人を魅了し続けています。
離島へのアクセス方法
どの島もホノルル空港から1時間かからずサクッと行けるので、オアフ滞在のうち数日を離島観光にまわすのもいいと思う。ここで、オアフから離島へ行く手順を簡単にまとめておこう。
ホノルル空港から各離島へは、主にハワイアン航空やサウスウエスト航空が就航している(2026年現在)。各公式ページや航空券比較検索サイトなどで、まずは航空券を手配しよう。
ハワイアン航空
https://www.hawaiianairlines.com/ja-jp/
アラスカ航空と統合中なので、検索サイトでは「アラスカ航空」として表示されていることがある。
検索時は、英語で都市名や島名を入力しよう(例: Honolulu、Kona、Mauiなど)
サウスウエスト航空(日本語サイトなし)
https://www.southwest.com/
\ HISでホノルル発チケットを検索 /
ワイキキのホテルから空港へは、シャトルサービスが便利。
\ ホテル送迎で安心ラクラク /
【空港送迎】ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)⇔ ワイキキ地区ホテル 格安送迎シャトルサービス by H.I.S.ハワイ
予定のフライト時間がシャトルサービス時間外(早朝や夜など)の場合は、定額タクシーや公共バスを利用する手もある。
チャーリーズ・タクシー(定額タクシー)
https://jp.charleystaxi.com/
片道38ドル(チップ・手数料別)
The BUS(公共バス)
https://www.thebus.org/
現金の場合片道3.25ドル(おつり不可)
スーツケース1個・小さな手荷物1個のみ持ち込み可(2026年現在)
チェックインは、事前にオンラインかアプリで済ませておくと安心。荷物を預ける場合は、余裕を持ってチェックインするようにしよう(ハワイアン航空はフライトの50分前まで)。

島内の移動はレンタカーが基本。どの空港付近にも複数のレンタカーオフィスがあるので、できるだけ事前に予約しておこう。
なお、ワイキキ発着の離島ツアー(航空券込み)ももちろんある。効率よく人気スポットを巡りたい場合などには、プロにぜんぶおまかせできるツアーのほうがむしろ気楽で安心かもしれない。
ハワイ島 | 虹、雨、火山、紺碧の海。地球の息吹を感じる島
ハワイ島はとにかく大きい。島の東西を結ぶサドル・ロードをただ突っ切るだけでも車で1時間30分ぐらいかかる。島全体をある程度見て回るためには、できれば1泊欲しいところ。
ハイライトはやっぱりキラウエア火山。固まった溶岩を縫うように延びる約31kmの舗装路「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」は、この島が今まさに活動していることをまざまざと実感させてくれる。

マウナケアの山頂から見たサンセットと星空鑑賞ツアーも思い出深い。一面の星空にくっきりと浮かび上がる天の川は圧巻だった。

また、ハワイ島といえば世界的に知られるコナ・コーヒーの産地。ドライブの道すがらコーヒーショップに立ち寄って、つい飲み比べなどしたくなる。

そうやって気ままにカフェを巡るうち、なんだか散策モードになってきて、いろんなお店やギャラリー、ファーマーズマーケットなどを物色するのがどんどん楽しくなってくる。大自然のイメージが強いハワイ島だけど、個人的には案外マイペースな寄り道ドライブがおもしろい島だと思う。

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ハワイ火山国立公園/チェーン・オブ・クレーターズ・ロードマップ
Hawaiʻi Volcanoes National Park (U.S. National Park Service)
マウナケア山マップ
Visitor Information
マウイ島 | 思わず海に飛び込みたくなる。サーフィンとリゾートの島
マウイ島のノースショアに、ウィンドサーフィンの聖地と言われるホオキパ・ビーチがある。


キヘイやカアナパリなどの西海岸では、初心者向けのサーフィンレッスンが開催されているのもよく見かけた。マウイ島はマリンスポーツが盛んなのだ。
普段運動不足な私ですらレンタカーに板を積んでもらったりして、キヘイのコーブ・ビーチで毎日のようにサーフィンやSUPをやった(上達はしなかったが)。

一方、島東部にそびえる標高3,055mのハレアカラ山は、サンライズの名所だ。山頂の展望小屋で寒さに震えながら眺めた日の出は、実に美しかった。雲海から太陽が覗いて辺りがオレンジに染まった瞬間の、陽光の温かさも忘れられない。

その他、カアナパリやワイレアのリゾートエリアでのんびりしたり、オールド・ハワイの面影が残るハナやカハクロアの村までドライブしたりなど、楽しみ方さまざまなマウイ。だけど個人的にはやっぱり、早起きして海遊びしたくなる島だったなと思う。

ラハイナのこと
かつて王都が置かれた「ラハイナ」は、1962年に歴史地区に指定されてから、長い間ショップやレストランが立ち並ぶ賑やかな海辺の町だった。しかし、2023年8月の山火事で町の大部分が焼失してしまった。今もまだ復興が続いている。
少しずつ営業を再開しているお店もあるそうなので、訪れたら食事や買い物で応援したい。

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カウアイ島 | 急がない、飾らない。すべてを悟ったような穏やかな島
カウアイ島は3島の中で最も古い島。何百万年もの月日をかけて風雨に削られ、深い渓谷が形作られた。それが「太平洋のグランド・キャニオン」とも言われるワイメア・キャニオンだ。

島北西の海岸沿いに広がるナパリ・コーストもまた、その悠久の時を感じさせてくれる。これらの広大な光景に車でアクセスできるのだから、観光客にとってこれほどありがたいことはない。

カパアにあるヒンドゥー教の僧院も印象深い。バニヤンツリーの木陰に瞑想スペースがあるのだ。私も見よう見まねであぐらを組んで瞑想してみたりした。カウアイらしい、しっとりと落ち着く空間だった。

ハワイ全体にゆるやかな空気が流れている中で、ひときわのどかだったカウアイ島。島で一番人気のポイプ・ビーチでさえ、ワイキキビーチに比べたら閑散としているレベル。ウミガメものしのしと浜に上がってきて、甲羅干しを始めるぐらいだ。

ビーチホッピングして、昼寝して、道すがらステキなショップを見つけて立ち寄って。そんな、思うまま気ままな過ごし方がしっくりくる島だったと思う。アーティーな雰囲気のショップが多い気がしたのも、その自由でのびやかな空気が影響しているのかもしれない。

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ワイメア・キャニオン州立公園マップ
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/kauai/waimea-canyon-state-park/
コケエ州立公園/プウオキラ展望台マップ
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/kauai/kokee-state-park/
カウアイ・アーディーナム(ヒンドゥー教寺院)マップ
https://www.himalayanacademy.com/
ポイプ・ビーチマップ
Hunter Gatherer Hawaiiマップ
https://huntergathererhawaii.com/
過ごし方で選ぶ離島旅
ハワイ諸島は北にある島ほど古い。カウアイが500~600万年前に形成された一方で、一番新しいハワイ島が誕生したのは50~60万年前。不思議なことに、その島自体の年齢が島全体の空気にも反映されている気がするのだ。ハワイ島は若くはつらつとしたエネルギーに満ちていて、隣のマウイはやや落ち着いた大人の雰囲気。カウアイはゆっくり穏やかで、どこか達観した仙人みたいな感じがする。
どの島も好きだけど、個人的にはカウアイ島の空気が肌に合う気がしている。「何もしなくていいんだよ」と言ってくれている気がして。

きっと、誰にでもしっくりくる島があるのじゃないかと思う。ワイキキでショッピングやごはんや観光をめいっぱい楽しんだら、1、2日をさくっと離島観光にまわすのはとてもおすすめ。もちろん離島にがっつり滞在するのもアリだし、離島ホッピングもいいかもしれない。島特有の空気を感じたら、ぜひぜひコメントでシェアしてもらえたらうれしいです。
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